陽春の候、葛野学区の皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は、葛野自治会連合会にご支援、ご協力を賜り誠にありがとうございます。
さて、2021年(令和3年)3月11日(木)で東日本大震災から10年が経過しました。
たまたま、10年前の当日、私は「葛野の子供を守る会」の活動で葛野西通りの歩道で葛野小学校の生徒たちの帰りを待っていました。
確か、午後3時半から4時半頃に帰ってきた生徒から、「おっちゃん、東北で大きな地震と津波が発生したよ!学校のテレビでやっていた。」と聞きました。
その後私は、自宅に帰ってテレビを見ると、余りにも大きな災害で全く言葉を失いました。
また、私の子供時代の郡(こおり:現葛野学区)は、私の住んでいた周辺は、田圃(たんぼ)ばかりで、農地や畑に必要な水を桂川より引き入れるため、従横に河川が走っていたため、時々桂川の増水で道や家の床下に水が溢れていた事が思い出されます。
また確か、私が西京極小学校の3~4年生くらいであったと思いますが、桂川があと何センチかで、堤防が決壊するというので、「避難するように」と鐘を鳴らし、触れまわり、があったことを覚えています。
そのため、当時はまだ葛野小学校もなく、また高い建物もなかったため、阪急電車の西京極駅のプラットフォームへ避難したことを思い出しました。
この日本は地震列島で終わらぬ脅威が続きますが、皆様どうか、常日頃より「速報」をより早く、正確にとらえ「自分の身は、自分で守る」でいてほしいと、くれぐれも思います。
最後になりましたが、この令和3年度は、葛野小学校と葛野学区の創立50周年に当たります。
その記念事業を開催する予定となっております。内容については、改めてお知らせ致します。
結びに葛野学区の皆様方の、今後益々のご健勝とご多幸を心から祈念しております。
葛野自治会連合会 会長 廣田恒夫